父山口與志廣は訴える

父山口 與志廣 は訴える！

山口 雄仁，山口 信恭，山口 雷太，山口 雪子

民事裁判に勝訴！

東京地裁は，東邦大学大橋病院の外科医が患者・家族を誤った判断に誘導し，

実行すべきでない肝臓手術で父を死亡させたと，悪質きわまる医療過誤を認定！

平成15年12月24日東京地裁判決について詳しくは，こちらをご覧ください。

私たちの父 山口與志廣は平成9年，実際は何の治療効果もなく逆に生命を重大な危険にさらすとんでもない手術を，「安全で最も有効」と勧める医師の言葉を心から信じて受けてしまいました。その結果，医師ならだれでも事前に予測できた事故が術中に起こり，ゴルフを楽しむほど元気だった父は，術後２週間あまり苦しみ抜いたあげくに亡くなりました。判決はこうした悪質な医療過誤の事実関係をほぼ私たちの主張通りに認めるもので，平成16年1月に確定しました。

事件の詳細と重要証拠を公開

事件の事実関係を明らかにし父山口與志廣が受けた損害の大きさを示す有力な証拠だとこの東京地裁判決が認定した「甲第32号証　山口雷太陳述書」を，核心となる証拠とともに公開しています。一般読者から医学・法律の専門家まで，広く東京地裁判決の事実認定・評価が妥当であることをご確認頂けます。

このホームページでは平成15年12月24日の判決内容を伝える新聞報道において実名が公開されていることに鑑み，事件の起こった東邦大学医学部付属大橋病院（東京都目黒区）の実名を掲載しています。なお，被告医師の個人名については最高裁平成15年3月15日判決に従い，仮名表記を維持します。

大多数の医療関係者は長い年月にわたって善意と努力で医療による社会貢献を積み重ねてこられ，その業績は果てしなく重く尊いと思います。こうして築き上げてこられた医療に対する社会の信頼が，医療現場に潜むごく一部の不良医師によって著しく損なわれることは，大多数の医療関係者だけでなく社会全体にとって大きなマイナスです。私たちはこうした思いから平成16年，東邦大学，日本消化器外科学会，厚生労働省に書面で，被告医師の処分の実施を求める申し入れを行いました。しかし，残念ながら未だ何らの処分も実施されていません。

さまざまな立場で医療過誤問題に取り組んでおられる方々，ご自身や親しい人を医療過誤から守りたいと願っている方々にぜひこのホームページを読んで頂きたいと希望しております。そのため，医療過誤訴訟に取り組んでおられる方々の参考になるよう，カルテ調査，鑑定書，尋問証言速記録，準備書面，民事訴訟関連の資料なども掲載しています。

医師を信じて疑わなかったばかりに不遇の死を遂げた父，山口與志廣への供養のためにも，医療過誤問題に取り組む心ある方々にぜひこのホームページをご活用頂きたいと切望しております。

このホームページの構成は以下の通りです。

1. 山口與志廣の事件に関する事実経過の概要

2. 山口與志廣の事件に関する事実関係の詳細および重要証拠

3. 民事裁判の判決

4. 東邦大学に対する謝罪・処分等要求書

5. 厚生労働省への行政処分等申し立て

6. 日本消化器外科学会への処分申し立て

7. 最新ニュース・HP更新情報

（民事裁判・刑事告訴関係資料）

8. 民事裁判・刑事告訴における申し立て・主張

9. WA 大学 MS 博士による鑑定意見