2　当事者
原ハラ　告コク　主シュ　張ハリ	被ヒ　告コク　主シュ　張ハリ
山口ヤマグチ與志廣（以下イカ「與ヨ志ココロザシ廣ヒロ」という。）は平成9年5月6日に満70歳で死亡した。	○
被告学校法人TH大学（以下「大学」という。）はTH大学の設置者であり、同大学医学部付属OH病院（東京都トウキョウト所在、以下「OH病院」という。）と同付属OM病院（東京都トウキョウト所在、以下「OM病院」という。）を経営し、他の被告らを雇用する使用者である。	○
被告N.J.（以下「NJ」という。）は、OH病院第三外科（以下「第三外科」という。）に所属する消化器外科を専門とする大学教授であり、平成5年12月の胃癌手術から平成9年5月の死亡まで與志廣の主治医だったものである。	○
被告K.H.（以下「KH」という。）は、第三外科に所属する肝臓外科を専門とする医師であり、同年4月21日に與志廣に対して肝切除術を行った執刀医である。	○
被告N.M.（以下「NM」という。）は、第三外科に所属する医師であり、同年4月21日に與志廣に対して肝切除術を行った執刀医である。	○
被告T.H.（同「TH」）は、第三外科に所属する医師であり、平成9年3月31日の入院から死亡まで與志廣の主治医の地位にあり、同年4月21日に與志廣に対して肝切除術を行った執刀医である。	TH医師イシが主治医シュジイであったとの点テンは×。その余ヨは○。
被告M.M.（以下「MM」という。）は、OM病院病理科教授を務める医師であり、平成9年5月7日、與志廣について病理解剖を行った執刀医である。	○
原　告ゲンコク　主　張シュチョウ	被　告ヒコク　主　張シュチョウ
與志廣は、原告山口幸代（以下「幸代」という。）の夫であり、原告山口雄仁（同「雄仁」）、原告山口信恭（同「信恭」）、原告山口雷太（同「雷太」）、原告山口雪子（同「雪子」）の父である。	△
與志廣は、後述する本件各不法行為の直接の被害者である。	×
原告らの他に、與志廣の相続人はいない。	△
KH、NMは、平成9年3月31日の入院から死亡まで與志廣の主治医の地位にあった。	KH及びNM両医師が「主治医の地位」にあったとの点は×。與ヨ志廣に関し、主治医は一貫してNJ医師であり、右両医師は「担当医」として診察に当たってきたものである。
［証拠ショウコ］
カルテ　甲コウ16,1-5,32
第ダイ3外科ゲカ医師イシ　甲コウ8